【第6回ワーク・ライフ・バランス大賞 大賞受賞】
アイエスエフネットグループ 代表
渡邉 幸義
1963年、静岡県生まれ。武蔵工業大学機械工学科(現・東京都市大学)卒業。雇用の創造をグループ会社大義に標榜し、ニート/フリーター、障がい者、ひきこもりその他の20大雇用と定義付けた就労困難者への雇用に積極的に取り組む一方、社内では社員を家族と考え、社員のモチベーションを保ちつつ安心感を持たせ、個々人が充分に強みを発揮できる組織作りを目指している。
我が社におけるダイバーシティとは
アイエスエフネットグループでは、雇用の創造をグループ大義に標榜し、障がい者を始め、メンタル不全者や引きこもりの方などの雇用に積極的に取り組んでおり、現在 約2500名のグループ従業員のうちの約35%が就労困難者と言わる方々で占められている。そして従業員がそれぞれの強みを発揮しながら収益を上げるために、仕事を細分化し、能力や適正にあった従業員に業務を振り分けることで、働く場所や時間の制約に左右されない環境を創りだしている。
私は会社は一つの家族だと思っている。家族であれば、お互いに助け合い支えあうのは当然のことで、親である私が社の環境や理念、風土を整えれば従業員はみな安心して、自分たちの役割を存分に発揮してくれる。
いろいろな背景を持つ従業員が、互いに尊重しあい、能力を発揮し、自身の持つ可能性を高める多様性(ダイバーシティ)のある就労環境作りの推進、そして多くの方の笑顔を創り出すことに今後も尽力して参りたい。