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概要

設置の趣旨

 「ワークライフバランス推進会議」では、2006年の発足以来、ワークライフバランスへの取り組みを、活動の先駆けとして運動展開してきました。それ以降、ワークライフバランスという言葉の認知度アップとともに、政府・企業・労働組合などで、組織における働き方改革を中心に積極的で具体的な推進が図られています。
 しかし、10年が経過した現在においても、大企業と中小企業での進捗度のギャップや、組織と従業員の認識・意識でのギャップが出てきていることや、組織依存から抜け出せていない実態が見えてきています。
 今般、政府から一億総活躍社会の実現に向けた具体的施策やロードマップが示され、働き方改革が最重要課題に位置づけられていますが、その実現には、ワークライフバランスの実現を通じた、個人の意欲と能力の向上に支えられた生産性向上が不可欠であると考えます。
 そこで、「ワークライフバランス推進会議〜生涯活躍と働き方改革を実現する民間運動〜」では、組織を中心としたワークライフバランスの推進から一歩運動を前進させ、個人起点でのワークライフバランス実現を目指した新たな運動を展開してまいります。
 経営者や労働組合、学識者、推進活動を行っている団体など、幅広く各界からの賛同と協力を得ながら取り組みを進めてまいりたいと考えています。
 

推進体制

 ワークライフバランス推進会議は、運動を実践展開していくための中心的な体制として、「推進委員会」を設置しています。なお、事務局は日本生産性本部が担当しています。