【第５回ワーク・ライフ・バランス大賞 優秀賞受賞】
三菱化学株式会社 代表取締役社長
石塚 博昭
1950年兵庫県生まれ。東京大学理学部卒業後、1972年三菱化成工業 （現三菱化学）入社。太洋ナイロン社（台湾）、三菱エンジニアリングプラスチックス㈱等で要職を務め、三菱化学ではポリマー本部長、石化基盤本部長等を歴任して石化事業の再編に手腕を発揮。2009年取締役常務執行役員、2011年取締役専務執行役員、2012年4月から現職。
企業の持続的発展のために
三菱化学では、男女問わず仕事と生活の調和（ワークライフバランス）を図り、生産性を向上させることが個々の従業員の働きがいの向上、ひいては企業価値の向上につながっていくと考えている。特に、女性従業員にとっては、「結婚」「出産」というライフイベントにあたり、その先のキャリアについて不安を抱く場合が多いので、その不安を解消し、一人一人がその能力を継続して発揮できるよう、「転勤一時見合わせ制度」「勤務地自己申告制度」等の両立支援制度を導入している。
また、仕事のやり方を見直し、ムリ・ムダを排除することで、時間当たりの生産性を高める「業務効率化」にも取り組んでいる。それぞれが仕事をブラッシュアップし効率的に仕事を行うことが、会社の競争力向上につながる。
一人一人がそれぞれ「仕事のプロ」として輝き、会社の持続的発展に貢献できるための環境づくりにこれからも取り組んでいく。
