趣旨
労働人口の減少が進み、人手不足の状況が続くなか、すべての働く者の継続的な活躍や生産性向上が喫緊の課題となっています。こうした課題を解決するには、個人がライフステージに応じて、最大限の能力を発揮できるように、働き方改革や学びなおしの機会の創出をしていくことが不可欠です。
本コンファレンスでは、「ワークライフバランス大賞」受賞事例をふまえ、個人がいきいきと働き続けることができるワー クライフバランスの実践的な方策について検討してまいります。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
開催日時・会場
■日 時 2018年5月11日(金) 13:30〜17:00■会 場 ホテルニューオータニ(東京都千代田区紀尾井町4‐1)
■参加費 無 料 (定員150名) ※定員になり次第締め切らせていただきます
プログラム
◆開会挨拶◆受賞組織による事例発表
@あいおいニッセイ同和損保株式会社
「生産性向上による創出時間を個人に還元(キャリア支援と学びなおし)」
A西部ガス株式会社
「トップダウンとボトムアップによる働き方改革の実践」
B株式会社アオアクア
「医療介護の社員の定着率改善に向けた、IT化と人材教育」
◆パネルディスカッション 〜ワークライフバランスの実現に向けて〜
事例から見える課題を解決しワークライフバランスの実現に向けた議論を展開
パネリスト:ワークライフバランス推進会議委員、ワークライフバランス大賞 受賞組織
〜第10回「ワーク・ライフ・バランス大賞」大賞受賞(2017年)〜
<あいおいニッセイ同和損保株式会社>(東京都渋谷区)
○社長がワークライフバランス、社員の成長・能力発揮を支える環境整備に取り組むことを表明、全ての部支店長が“育ボス宣言”を実施。◯キャリア形成支援、労働生産性向上施策、学び直し支援、柔軟な働き方の支援制度、社会参画支援など、バランスよく総合的に施策を設計、運用。
○有給休暇取得日数は2014年度14.4日から2016年度16.1日に増加。男性の育児休業取得状況は2014年7名から2016年141名へ増加。
<西部ガス株式会社>(福岡県福岡市)
○トップダウンとボトムアップを組み合わせたプロジェクト体制を構築◯各部署で各月の残業時間を見積り、その枠内で業務に取り組むための改善を繰り返し実施し、残業時間を削減。その結果、「学び直し」の機会増加、「社会貢献活動」への参加機会増加にもつながっている。
○5年間で全社の時間外労働を約25%削減。1人当たりの年間残業時間は120時間(10時間未満/月)を下回る。
※その他の受賞組織についての詳しい取り組み内容はこちらでご覧ください。
主催:ワークライフバランス推進会議
公益財団法人日本生産性本部