趣旨
ワーク・ライフ・バランスは、子育てや介護に直面している人だけの課題ではなく、豊かな社会生活を送るため、すべての組織、地域や人に関わる大切なテーマです。このため、ワーク・ライフ・バランス推進会議では、国内外の環境が急速に変化する中、企業や組織が生産性を維持向上させるとともに、働く人の暮らし方を含めた生活の質を高め、安定させるという観点から、ワーク・ライフ・バランスの推進を強く唱えてまいりました。
「ワーク・ライフ・バランス大賞」は、2007 年から実施し、優れた独自性ある諸活動、創意工夫、および効果を上げた展開事例を幅広く募り、働き方改革をはじめ、企業や組織における実効性かつ先進性ある取組みを表彰することで、社会的な普及・啓発を進めてまいりました。今年も第8回として実施し、少子高齢化、グローバル化の進展の中での新しい課題も踏まえ、幅広い観点から、ワーク・ライフ・バランスの一層の推進を目指し表彰を行います。同時にワーク・ライフ・バランス推進の標語を募ります。
多数のご応募を心よりお待ち申し上げております。
募集の対象となるテーマ
ワーク・ライフ・バランス推進会議が基本とする下記8つのテーマの中から、優れた独自性のある取組みを募集します。一つの観点からの応募でも、複数の観点からの応募でも構いません。
人材の多様化に対応し、柔軟な働き方を可能にした事例や生産性向上を目指した業務の見直し、時間外労働の削減などで成果をあげている例 |
家族(子ども・親など)とのコミュニケーションを支援する取組みを行い、成果をあげている例(家族による職場見学など) |
ワーク・ライフ・バランス推進を経営方針として位置づけ、経営トップがリーダーシップを発揮して成果をあげている例 |
介護を必要とする従業員への支援として、短時間勤務制度や休暇制度の整備・運用の工夫を行い、成果をあげている例 |
地域活動への社員の参加支援などを行い、地域活性化に貢献・成果をあげている例 |
自己啓発を促すため、長期有給休暇、有給休暇、ボランティア休暇などの整備や取得率を高める工夫を行い、成果をあげている例 |
育児支援制度や復職支援制度の整備・運用を行い、柔軟な働き方の実現や離職率の低下などの成果をあげている例 |
休暇制度の充実や、健康管理、メンタル予防、職場への復帰支援などの整備・運用の工夫を行い、従業員の健康増進に効果をあらわしている例 |
選考の観点
8つの対象テーマに関し、次のいずれかの観点に該当するものを選考いたします。- <総合的かつ先進的な取組み>
ワーク・ライフ・バランス推進について、幅広い観点に立って総合的かつ先進的な取組みを行い、 優れた成果をあげている活動か - <中小企業における独自性ある取組み>
中小企業において、自社や地域の特性を活かし、特定のテーマについて、経営者を含め精力的に 取り組み、成果をあげている独自性ある活動か - <困難な課題を抱えている業種での取組み>
ワーク・ライフ・バランス推進に多くの困難を抱えている業種にあって、課題解決に積極的な取組 みを行い、優れた成果をあげている活動か - <グローバル展開における取組み>
グローバル展開をしている企業において、日本国内だけでなく海外の現地法人においても、ワーク・ ライフ・バランスに則った取組みを行い、優れた成果をあげている活動か - <社会的な影響を与えている取組み>
自社にとどまらず、取引先など関係方面、あるいは地域のワーク・ライフ・バランス推進に貢献 する取組みを行い、優れた成果をあげている活動か
表彰
◆優れた取組 6件以内※受賞された場合には、賞状および副賞(特製パネル)を授与いたします。
受賞者のホームページなどで広報することができます。
応募の締め切り
2014年9月5日(金)必着応募方法
下記より、応募申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、ワード形式のままご送付ください。 詳細は、応募要領をご覧ください。よくある質問(PDF)